アジャイル導入の「最小限」の読書リスト
『Manage It! 現場開発者のための達人式プロジェクトマネジメント』などで有名なJohanna(かわいいおばちゃん!)が、「アジャイル導入の「最小限」の読書リスト」を公開していました。
http://www.jrothman.com/services/minimum-reading-list-for-an-agile-transition/
詳細は原文を読んでもらうことにして、簡単に紹介しておきます(※印は私見です)。なお、あくまでも「最小限」なので注意してください。
スクラム
- スクラムガイド
- ↑ だけじゃ足りないので、スクラムの本を何か一冊読むといい
※『エッセンシャルスクラム』(翔泳社)がいいと思います!!
カンバン
- David Andersonの『Kanban』
※↑はいかにも教科書っぽいので『Kanban in Action』がオススメ。これは来年くらいには……。
XP
- Kent Beckの白本2nd
※ 日本語版はしばらくお待ちを!!
ユーザーストーリー
- Mike Cohnの『User Stories Applied』
- George Dinwiddleの資料
※ そんなに学ぶこともないから、別に本読まなくてもいいんじゃないかなあと思う。↓ の『アジャイルな見積もりと計画づくり』だけでいいと思う。
見積もり
- Mike Cohn『アジャイルな見積りと計画づくり』(毎日コミュニケーションズ)
※ これ一択。良書。
情報ラジエーター
- Ron JeffriesのBig Visible Charts
※これは知らなかったので、あとで読もう。トヨタの大部屋に関する本もいいと思う。
レトロスペクティブ
- 『アジャイルレトロスペクティブズ』(オーム社)
※ わたしの初めての翻訳書 :-)
その他
マネジメントやサーバントリーダーシップを学ぶ
- 『Manage It! 現場開発者のための達人式プロジェクトマネジメント』(オーム社)
- 『Behind Closed Doors: Secrets of Great Management.』
※金井先生の『サーバントリーダーシップ入門』(かんき出版)がよいと思う。
検証による学習を学ぶ
- 『リーン・スタートアップ』(日経BP社)
※『Running Lean』(オライリー・ジャパン)もよろしくお願いします。
その他の読書リスト
- http://www.agilelib.net/
- Pragmatic Bookshelfのアジャイルコーナーにいろいろあるよ。
※たとえば『アジャイルサムライ』(オーム社)もそうですね。
- 組織的創造性を覚醒させる「揺さぶり」の質問
- リーン・バリュー・ツリー(LVT)
- AI時代の2025年にPdMが読むべき5冊
- チームのメトリクス
- 15%ソリューション
- チャタムハウスルール
- ベガスルール
- Thinkers 50コミュニティが選んだ最も影響力のある経営本(2023)
- 組織変革フレームワーク
- 4Cフレームワークを使ったワークショップの作り方
- スクラムマスターが読むべき5冊
- WIP制限の値の設定方法
- リーンキャンバスから事業計画書へ
- 新規事業の4つのアプローチ(PGTM)
- アジャイル認定資格というもの
- アジャイル導入の「最小限」の読書リスト
- 雑誌『anan』で「アジャイル」
- スクラムマスターは開発メンバーになれるのか?