リードタイムは、仕事が依頼されてから完了するまでの時間です。顧客やステークホルダーから見ると、「いつ頼んだものがいつ届くか」に近い指標です。

リードタイムが長い組織では、優先順位の変更、待ち時間、承認、手戻り、並行作業が積み重なっていることが多くあります。実装時間そのものより、待っている時間のほうが長い場合も珍しくありません。

なぜ重要か

リードタイムが短いと、学習のサイクルが速くなります。仮説を試し、反応を見て、次の判断をするまでの時間が短くなるからです。

ただし、リードタイムを短くするために品質を落としてはいけません。見るべきなのは、手抜きで速くすることではなく、待ちや手戻りを減らすことです。

リードタイムは、チームの努力だけでなく、組織全体の意思決定や依存関係の状態を映す指標です。