リトルの法則は、フローを考えるときに役立つ基本的な関係です。ざっくり言えば、仕掛かり中の仕事が多いほど、完了までの時間は長くなります。

よく使われる形は「平均リードタイム = 平均WIP ÷ 平均スループット」です。たとえば、仕掛かりが20件あり、1日に平均5件完了するなら、平均リードタイムは約4日です。

現場での意味

仕事を速く終えたいなら、全員を忙しくするだけでは足りません。WIPを減らし、完了する流れを作る必要があります。

リトルの法則は、マネジメントにも重要です。優先度の高い仕事を増やし続けると、すべての仕事が遅くなります。「全部大事」は、結果として全部遅い状態を作ります。

数式そのものより、仕掛かりを増やすと待ち時間が増えるという直感をチームで共有することが大切です。